皆さんは、鼻水が出てきたときはどうしていますか?

鼻をかむ

おそらく大抵の人は、鼻をかむという行為を取りますね。それは、普段あるはずのないものがあるという違和感を払拭するためのいわば本能のようなものなのでしょう。

 

しかし、風邪ならばともかく花粉症や鼻炎の時の鼻水ってかんでもかんでもキリがないんですよね。これらを毎回、鼻をかむことで排出しようとすると、それ以外のことになかなか手が回らなくなってしまうこともあります。

 

ティッシュを鼻に詰めて鼻水が垂れてくるのを物理的にシャットアウトという強引な手もありますが、見た目が不格好ですし、職場でそういうみっともない姿を見せるのもちょっとどうかという感じですよね。そんな時の最終手段として、鼻をすする、つまり飲み込むという手があります。

 

しかし、鼻水って雑菌を洗い流すために自分の体から出るものって聞いたので、そんなものを飲み込んでしまって体に良くないのではないか、とも思いますよね。

 

ということで、鼻水を飲み込むと喉にどんな影響があるのか?その是非についてお伝えしていきたいと思います。

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鼻をすする行為のマナー

鼻をすするという行為は、日本ではそれほど違和感がなく、むしろ人前だと鼻をかむ方がマナーとしてよく思われていない節がありますよね。確かに、体から出るものを出すという意味では排泄とほぼ同じようなものですからね。この辺り、鼻をすするという行為によって、だるそうな、やる気のなさそうな態度がちょっとかっこよく見えるという価値観もあるのかもしれません。

 

海外だと、鼻をすするという行為は人前でおならをするようなものなのだそうです。とはいえ、人前で鼻をかむことが許されているのかというとそういうわけでもなく、同じくらいマナー違反ではあるのですが、鼻をかむ行為は1回で済みます。しかし鼻をズルズルすすると何度も不快な音をまき散らすため、それよりは1回で済ませた方がいいという考え方なのです。

 

この方が合理的だし、鼻をかむという行為ならば「1回で終わりにしよう」という周りへの配慮も見えますからね。私自身も、髪を何度もかきあげる女性というのがあまり好きではなく、着飾ってないで邪魔なら切れよ、と思ってしまいますのでこの気持ちはわかりますね。

 

まあ、当サイトは健康面でのことを主に扱っておりますのでマナーがどうとかいうのは専門外ですが、公衆の面前で鼻をすするという行為は結構不快に思っている人もいるということをまずお伝えしておきます。

 

 

鼻をすすると喉の痛みの原因に?

 

鼻をすするということは鼻水を飲むという行為なわけですね。体に侵入してきた物質を洗い流そうとして出るのが鼻水ですから、これを飲むとものすごく体に悪そうな気がします。

 

そもそも鼻水とはどういうものなのか?ということを知っていきましょう。

 

よく聞くのは、鼻水というのは体に侵入した雑菌やウイルスとそれと戦った白血球の死骸の集まりというものです。これは半分は正しいですが、100%正しいというわけではありません。というのも、私たちが鼻水を出すときは黄色に濁ったものと透明なものの二種類があるからです。前者の場合はそういった雑菌やウイルスを含むため、飲み込むと体に悪いのは当然ですが、後者の透明な鼻水というのはそうではありません。

 

元々、鼻水というのは鼻腔内の鼻腺、杯細胞などから分泌された粘液、および血管からの浸出液などの混合物で、鼻から吸った空気に適度な湿り気を与えたり、気道の粘膜を病原菌から保護するために常に分泌されています。そうでなければ鼻と喉が連結している私たちの体の構造の説明がつきませんからね。

 

そしてその量はなんと一日10L~15Lほどにもなります。

 

なので、鼻炎や花粉症などで出る透明な鼻水を飲むという行為に関しては、喉への影響という意味ではそこまで神経質に考えなくても良いと言えます。

 

そして内科医の方の話によれば鼻水に含まれた異物程度なら、飲み込んでしまっても胃酸で溶かされて分解されてしまうのでその点も心配いらないそうです。とはいえやはり気持ちのいいものではないですから、吐き出せる時には吐き出した方がいいです。

 

鼻をすすると中耳炎に

鼻をすするという行為が影響するのは喉ではなく、もっと別のところにあります。それは耳です。

 

Ear

実は、鼻と耳というのは体の奥でつながっています。耳鼻科という言葉がありますからね。鼻と耳は表裏一体というわけです。

 

これは、中耳という部分が鼓膜に包まれて密閉空間となっており、圧力を調整するために外界と接触する部分が必要なためです。外圧によって柔軟に圧力を変化させることができなければ、気圧の低いところに行ったときに鼓膜が破裂してしまいますからね。急にトンネルに入ると耳に違和感を覚えるのは、鼓膜が外圧の影響を受けている証拠でもあります。

 

 

逆に言えば、鼻をすするのが多くなると耳にも少なからず影響が出てきます。

 

まず日常生活レベルで言うと耳垢がたまりやすくなります。これは鼻をすする行為を頻繁にすることで鼓膜がへこむからというのが原因になります。耳垢がたまりやすくなるくらいで済めば良いですが、鼓膜がへこんでいると外部からウイルスや細菌が侵入しやすくなるため中耳炎などを引き起こしてしまいます。

 

これらは鼻水を飲み込むことによる直接の害というよりは鼻をすすることによる耳の酷使による弊害と言えますから、例えば鼻水が出てきたときに横になって喉の奥の方に流すということをすればその心配はなくなりますね。まあ、鼻水を飲み込むという行為に抵抗がある人がほとんどだとは思いますが・・・



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