秋といえば代表的な食べ物はぶどうですね。

ぶどう

ぶどうの中でも、ぶどうの王様と呼ばれているのが巨峰。日本原産という国産ブランドもさることながら、その大きさ、味、どれを取っても他のぶどうには引けをとらない存在感ですよね。

 

それとなんといってもこの巨峰という品種は、どこで買ってもそれなりに美味しいんですよね。梨とか桃とかりんごだと、買うところを間違えるとあまり美味しくないものですけどこの巨峰はスーパーで買っても結構美味しいです。そんなところも魅力ですよね。

 

さて、ここではぶどうの王様巨峰の栄養からみる健康効果というのをお伝えしたいと思います。

sponsored link

巨峰とは

巨峰が最初に作られたのは1937年、 大井上理農学研究所の大井上康によって生み出されました。元々の品種名は「石原センテニアル」で、巨峰というのはあくまで商品名だったのですが、巨峰のほうがわかりやすくキャッチーなフレーズだったのか、今では巨峰のほうが品種名として定着しています。

 

 

巨峰はその大きさから「ぶどうの王様」と呼ばれていますが、大きさだけではなく日本で作られているぶどうの中では最も多く作られ、生産量の三割を占めているという事実もありますので、名実ともに「ぶどうの王様」と呼んでも過言ではないでしょう。

 

県の生産量で言うと長野県が1位、山梨県が2位、栃木県が3位という順番になっています。

 

 

巨峰の栄養からみる健康効果

さて、そんなぶどうの王様・巨峰は美味しいだけでなく健康食品としても注目を浴びているようなんですね。どんな効果・効能があるのでしょうか?

ぶどうに含まれる代表的な栄養成分
ブドウ糖 クエン酸 リノール酸
ビタミンA ビタミンB1 ビタミンB2
ビタミンC カリウム カルシウム
鉄分 リン 亜鉛
カテキン アントシアニン レスベラトロール
プロアントシアニジン タンニン ペンタペプチド

これらがぶどうに含まれている主な栄養ですが、クエン酸、ビタミンA、B1、B2、Cなどは平凡です。もっと多く含む食品はたくさんありますから、「ぶどうならではの」栄養素に注目して見ていきたいと思います。

 

アントシアニン

ポリフェノールの一種で、巨峰に限らず紫のぶどうの色を作っているものです。他にはナスの皮に含まれるナスニンというものも、アントシアニン系ポリフェノールの一種です。

ナス

ナスの栄養についてはこちら

ワインにポリフェノールが含まれていることはあまりにも有名ですが、それは取りも直さず、ぶどうが原料になっているからです。そして、ポリフェノールはぶどうの皮にこそたっぷりと含まれています。ワインは皮ごとぶどうを発酵させて作りますからね。

 

アントシアニンは眼の網膜にあるロドプシンの再結合に働きかけ、眼精疲労や視力回復に効果があります。ブルーベリーにも多く含まれますね。

 

レスベラトロール

こちらもポリフェノールの一種です。果実には含まれず、皮のみに含まれています。

長寿遺伝子を活性化させる効能があるとされ、体の老化を食い止めたり、寿命を伸ばしてくれるというのが最近発表されました。

 

まあ、ただ長く生きるということに対しては高齢者への介護費や医療費、年金の問題とかもあるんで手放しに喜べることではないですが、基本的には誰しも人間というのは長く生きたい、と思っていますからね。

 

もしかしたら、日本人の寿命が世界一なのは巨峰を食べているから、という理由があるのかもしれませんね。

 

さらに、レスベラトロールには食物エネルギーの発症を抑える効果があるということもわかっております。

 

プロアントシアニジン

こちらもポリフェノールの一種で、皮や種に多く含まれる苦味成分です。確かに、皮から出る果汁って少し苦味がありますよね。

 

プロアントシアニジンには強い抗酸化作用があり、ビタミンEの50倍、ビタミンCの20倍もの効果があります。

 

体が酸化するのはスーパーオキシドラジカル・ヒドロキシルラジカル・過酸化水素・一重項酸素という4つの活性酸素が原因で、通常はそれぞれの活性酸素に対して別々の対策を取らねばならないのですが、プロアントシアニジンはこれらに全部まとめて作用して一気に取り除く効果があります。

 

この強い抗酸化力により医薬品にも使われている成分です、

 

また、美肌効果、美白効果やアンチエイジングなどが期待できますね。

 

ペンタペプチド

ペンタペプチドは、もの忘れ、頭がボーッとするなどの脳の疲労による脳機能低下を防ぐ効能が期待できます。

 

これは、酵素PEPという脳の神経伝達物質を分解してしまう酵素をペンタペプチドが阻害するためです。ペンタペプチドはアミノ酸が5つ結合した物質で、神経伝達物質と構造が非常によく似ています。そのため、神経伝達物質の身代わりに酵素PEPと結合してくれるというわけなんですね。

 

これまで、巨峰の皮に多く含まれる栄養を紹介してきたのですが、このペンタペプチドに含まれる栄養素です。

巨峰の皮って食べられるの?

さて、これまで巨峰の栄養について見てきたわけですが、どうも皮をむいて果肉だけ食べるよりもまるごと食べたほうが良い栄養が取れそうですね。とはいえ、潔癖な日本人は「ぶどうの皮は農薬たっぷりで食べたくない!」という思考の人が多いことでしょう。

農薬

まず、巨峰を育てるにあたって農薬を使うのは実がなる前のことで、結実したら袋をかぶせてしまうので農薬に浸かるということはありません。

 

そもそも農薬自体が、元々は植物に備わっている害虫への忌避成分みたいなもので、虫には毒でも人間にはほとんど影響がない成分です。

 

ぶどうの皮をむくのは日本人くらいで、例えば輸入ぶどうのレッドグローブなんかは現地では普通にまるごと食べられてますね。

 

ということで、軽く水洗いをしたら安心して皮ごと食べてしまって大丈夫です。皮も食べると、栄養が豊富なだけでなく、皮をむく手間が省けるし、余計な生ごみも出ないということで良い事づく目です。



sponsored link

こちらの記事もあわせてどうぞ!