昨今では、様々な飲み物に人工甘味料が使用されています。

甘味料

 

糖分がダイエットの大敵ということで、身体が代謝できない人工甘味料というのは甘さを楽しみながら太らないという夢の様な話が実現できますね。

 

しかし、太らないだけならまだしも、人工甘味料に潜む別の危険性というのを考えたことはお有りでしょうか。

 

そもそも、健康を売りにする食品というのはよく「ゼロカロリー」とか「天然由来成分配合」など、私たちに誤解を与えるような表現をします。確かにこれらはその側面だけを切り取れば事実なのでしょうが、だからといって100%安心というわけではありません。

 

例えば「天然由来成分配合」という言葉、植物由来の自然なものなので安心という風に聞こえますが、それならば100%植物のタバコだって安心ということです。タバコというのはナス科タバコ属の植物なわけですからね。逆に、石油から作った100%人工物であるワセリンが実は肌に優しいということもあります。

 

ここでは、人工甘味料の種類や危険性などをお伝えしていきたいと思います。

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キシリトールは”人工”甘味料ではない

砂糖以外の甘味料というと真っ先に思い浮かぶのはキシリトールですね。

キシリトール

これはガムなどにも使われているものですが、実はキシリトールは人工ではなく植物に含まれるどころか、私たちの肝臓でも作られているものなので人工甘味料とは若干違い、「代用甘味料」という言葉が正しいでしょう。

 

キシリトールは虫歯予防に効果があることで有名ですね。もちろん、過剰摂取すれば下痢になってしまうという副作用はあるものの、ここでいう人工甘味料の危険性からは除外して考えることが出来ます。

 

カロリーゼロの罠

人工甘味料を含んだ食品の謳い文句としてよく使われている「カロリーゼロ」や「カロリーオフ」。実はこれには言葉の罠というものがあって、カロリーが全く含まれていないという意味ではないのです。

 

カロリーゼロというのは飲料で100mlあたり5kcal未満であれば表示することができ、カロリーオフというのはもっと多く、100mlあたり25kcal未満であれば表示することができてしまいます。これは単に「カロリーゼロ」「カロリーオフ」という言葉を使えるということではなく、成分表にきっちり「0kcal」と表示することが許されます。この辺りは一般の消費者にとっては看板に偽りありと言わざるを得ません。

 

実際、人工甘味料自体にもカロリーはあるのですが、普通の甘味料の数百倍の甘さのために少量で済みます。5kcalや25kcalなど、そこまで気にするような数字ではないのかもしれませんが、「カロリーが全く含まれていないから」と考えて摂取するのはやめたほうがいいですね。

 

逆に言うと、「0kcal」を売り文句にしたいがために人工甘味料を入れて帳尻合わせをしている、ということが言えます。果たしてこれが私たちの体の健康のために作られているかというと疑問ですね。

 

私たち消費者は0カロリーで身体に安全なものを摂取したい、企業側は0カロリーを売り文句にして売上を伸ばしたい、という風に両者の思惑が本質的に食い違っているからです。これはつまり「okcal」表示のためには人工甘味料に多少の害があったとしても構わず使用していることの裏返しです。

 

そういった企業側の思惑に負けずに、人工甘味料の危険性を把握して自衛の術としたいところですね。では、人工甘味料の種類とそれぞれどのような危険があるのかを述べていきましょう。

 

人工甘味料の種類と危険性

人工甘味料にも様々な種類がありますが、ここでは特に危険で、かつ人工甘味料の中でも有名なものを3種類挙げていきたいと思います。

 

アスパルテーム

1965年に発見された甘味料で、砂糖(ショ糖)の100倍~200倍の甘さを持つと言われている甘味料です。

 

ゼロカロリーの飲料の成分表などを見ても、これが使われているのがわかります。アスパルテームと聞くとあまり馴染みがないかもしれませんが、味の素のパルスイートは聞いたことがあると思います。パルスイートは100%のアスパルテームですね。

 

パルスイート

 

アスパルテームのカロリーは砂糖と同じで1gあたり4kcalで、その甘さは100倍~200倍なのですから単純に1/100~1/200ほどの量で同じ甘味を再現できます。しかしアスパルテームの主成分であるフェニルアラニンとアスパラギン酸には、脂肪の蓄積を促してしまうインスレン、レプチンというホルモンの放出を増やすため、太りやすくなります。

 

太りやすくなるだけならまだ良いのかもしれませんが、アスパルテーム中のメチルエステルは神経毒となり、体内に蓄積していくと頭痛、めまい、むくみ、気分の著しい変化、不眠症などの軽いものから失明、糖尿病、腫瘍、脳障害、皮膚のポリープ、鬱、知能低下、短期記憶への影響、血液のガンなどの重い病気を引き起こします。

 

アセスルファムカリウム

砂糖の200倍の甘さを持つ甘味料です。他の甘味料と併用すると甘味が強くなる特徴があります。

 

アスパルテームよりも安価に作れるという企業の大好物で、お酢の主成分である酢酸を原料として作られます。

Vinegar, Japan

このアセスルファムカリウムはFAO(食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)が設けている「JECFA」の安全評価をクリアしているので安全というふうに言われています。

 

でも、この団体の信用性って誰が裏付けを取っているのか甚だ疑問ですよね。特に我々一般人からすると「世界の何だか凄そうな団体が言ってるからきっと安全なんだろう」という風に丸め込まれてしまいがちです。そもそも前述のアスパルテームだって、ラムズフェルド元国務長官が利権を持っていたために世界中に広まったという経緯がありますし、どこまで信用していいものか怪しいものです。

 

実際このアセスルファムカリウムは、厚生労働省が発表したラットの実験において大量に摂取した際に死亡したり、別の実験でも肝臓がダメージを受けた時に増えるGPTの増加と、リンパ球の減少したことも観察されたりしています。

 

肝臓というのは私たちの臓器の中で最も重要なので肝臓がダメージを受ければ様々な健康被害が出てくることは容易に想像ができます。

 

スクラロース

スクラロースは農薬の開発中に偶然見つかったという噂のある甘味料で、砂糖の600倍の甘さを持つ甘味料です。もう誕生の経緯からしてやばそうな匂いがプンプンしますね。

 

スクラロースは、ラットの実験において1~2年間にわたって摂取を続けたところ成長遅滞、赤血球減少
、肝臓の肥大や異常、卵巣収縮、甲状腺の衰え、腸内細菌の環境に影響を与え、消化吸収の妨げ、血糖値増加、体重増加などの副作用を引き起こしました。

 

さらには妊婦がスクラロースを摂取すると嘔吐、下痢を引き起こし、これまたラットの実験においては9例中4例で流産が発生したのだとか。

 

さらに、人工甘味料全体に言えることとして甘味への依存度が高くなるという危険性が考えられます。砂糖の数百倍も甘い人工甘味料を日常的に摂取し続ければ、段々その甘味に慣れてきて少量では物足りず、どんどん量が増えてくるのです。そして、普通の砂糖の甘味では満足できずに食べる量も増えていきます。

 

まとめ

さて、ここまで人工甘味料の危険性についてお伝えしてきたところですが、だからといって「普通の砂糖を取るようにしましょう」という単純な話でもありません。それは精錬された白砂糖が悪いとか、黒砂糖なら良いとかそういう話ではありません。

 

そもそも糖分自体が身体にとっては不要なのだ、とするような意見もあります。これは糖質制限ダイエットの根拠になっている理屈ですね。まあ、糖質制限ダイエットの是非はともかく、砂糖の取り過ぎによる健康被害も軽視できないからです。

 

少なくとも、ケーキやクッキーなどのお菓子は、嗜好品としてたまにくらいはいいと思いますがあえて食べる必要もないと思います。甘いものが食べたくなる時というのは実はビタミンが足りていない時で、このような場合は果物を食べると良いでしょう。

果物

甘いものが食べたくなる時とは?



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