視力の低下は急激にやってきます。

視力

 

自らが近眼だという人はその多くが体験していると思いますが、子供の頃、ある日突然1.0あった視力が0.3になってしまったりするんですよね。

 

この視力低下といえば真っ先に思い浮かぶのは「ゲームのやりすぎ」や「テレビの見過ぎ」などが原因ではないかということです。とはいえ、ゲームをやりまくってるのに全然視力が低下しない人もいて、不公平というかおかしいと思ったことはありませんか?

 

ここでは視力が急激に低下してしまう本当の原因についてお伝えしていきたいと思います。

 

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ゲームのやり過ぎ・テレビの見過ぎが原因?

さて、前述のように視力の低下の原因として真っ先に槍玉に上がるのが「ゲームのやりすぎ」「テレビの見過ぎ」ですね。

ゲーム

 

ゲームもテレビも人間の歴史から考えればごく最近出来た文化ですから、このことからあたかも近眼が現代病であるかのように聞こえます。

 

しかし実際には眼鏡というものが発明されたのは1300年頃で、日本で最も古い眼鏡は1500年代に伝わったとされており、それ以前から近眼というものが広まっていたということでもあります。

 

ただ、現代のように街のそこら中に看板があったりして遠くの文字を認識する必要性がそこまで多くなかったので例え近視でも気にせず生きることが出来たというのが大きいようです。

 

とはいえ、かの明智光秀は近視のために主君の微妙な顔の変化を読み取ることが出来ずに風当たりが強かったというエピソードもあります。これはこれで悲しいですね。

 

ゲームヤテレビは近くのものをずっと凝視してしまうので目のピント調節機能が衰えてしまうというのはよく聞きますね。

 

でも仮に近くのものをずっと見ることが視力低下の原因になるとしたら、それって別にゲームに限らないですよね。料理をしている時だって食材を切ったりするときに手元を見るし、農作業をしている時だって足元の土や田んぼ、種や苗を見ます。

 

生活していく上で1日中サッカーや野球に興じることが出来るのは小学生だけです。仕事をしている時に呆けた顔で外をぼーっと見れる人なんて皆無です。

 

そもそも、ゲームやテレビが視力を低下させるという相関性は認められません。

 

現在では、視力低下の原因は別のところにあると思われています。

視力低下の本当の原因とは

ゲームのやり過ぎ・テレビの見過ぎ以外によく言われる視力低下の原因は「遺伝」ですね。確かに、近視が遺伝するということはあるようで、両親が近視の場合はその子供が近視になる確率も高いです。

 

しかし、近視の原因が遺伝となると近視が進行するのを座して待つしかなくなってしまいます。そこで、ある意味そこに一石を投じるための希望的観測も含めて、視力低下の他の原因をお伝えしたいと思います。

 

それは日光不足です。

 

太陽

 

よくアフリカの人々の視力は「8.0」の人がいたりと、異常に発達しているということが話題になりますよね。その理由として考えられていたのは彼らは広大な自然の中で、山羊や、羊などを遊牧するため、遠くを見ることが必要なため、と「遠くを見ること」がキーだと思われていました。

 

確かに、アフリカの人々でも都市部に行くと平均視力が1.0くらいになってしまうようで、生活環境が視力に影響しているというのは明らかなためこれは一見正しいように思えました。

 

しかし「遠くを見ることが大切」と言っても、どれくらいの距離のものを何時間見れば良いのかという具体的な数値の根拠としては示されていませんでした。だから漠然と「遠くを見ましょう」という標語になっているのですね。

 

しかし2012年、オーストラリア国立大学の研究チームにより、日光不足こそが視力低下の原因であるという驚きの研究報告がされました。

 

それによれば、世界各国の子供の近視率というものが

東アジア諸国・・・80~90%
イギリス・・・30~40%
オーストラリア・・・10%
アフリカ・・・3%

とばらつきがありますが、東アジアの中のシンガポールでは小学生が1日に外で過ごす時間の平均が30分であるのに対して、オーストラリアの子どもたちは平均で3時間ほどもあったのです。

 

さらに別の研究チームでも近視と日光の関係についての報告がされております。

 

デンマークの研究チームは8~14歳の近視の子供235人を6ヶ月もの長期間にわたり調査をしており、日光を浴びた時間が長い子供と短い時間の子供の近視の進行具合を比較したところ明らかに浴びた時間が長い子供のほうが近視の進行が抑えられました。

 

台湾の研究チームは2つの小学校において一方には「休み時間に外で遊ぶように」と子供たちに指導させ、もう一方には特になにもせず視力測定の結果を比較したところ、前者のほうが近視が少なくなっていました。

 

これは、日光を浴びることによってドーパミンの分泌が促され、それによって眼球の長さを伸ばされ、目に入った光の焦点がゆがむのを防止し、近視の状態になるのを防いでくれるという理由があるようです。

 

ただ、蛍光灯やLEDの光ではなくあくまで太陽光でないと意味が無いそうです。

 

例えば睡眠においても「太陽光を浴びること」によって体内時計がリセットされ、朝に日光を浴びたことにより夜に睡眠を促す「メラトニン」という物質が分泌されるように、私たちの体というのは日光によってバランスを保っているところがありますから、視力低下抑制の原因になっているとしても何もおかしくありません。

 

それに、「ゲームのやり過ぎ・テレビの見過ぎ」が視力低下の原因としてあたかも正しいかのように思われていたことにも合点がいくというものです。これはそのことが直接の原因なのではなく、ゲームをやること・テレビを見る時間が長くなって外に出て日光を浴びる時間が短くなっていたのが原因というわけなんですね。

 

同じような理由で「勉強のし過ぎ」も視力低下の間接的な原因を担っていたのもそうです。これは、外に出て日光を浴びる時間を増やすことで容易に対策ができますね。なんなら「外でゲームをする」とか「外で勉強をする」という行為ならば視力の低下に全く問題が無いですね。

 



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