お店のメニューで食べ放題とかあるとついつい食べ過ぎてしまいますよね。

食べ放題

 

食べ放題というものは、いくら食べても値段が変わらないというのが最大の魅力です。それ故に、貧乏性なのか「たくさん食べて元を取らないともったいない!」と自分の許容量を超えて食べ過ぎてしまう。

 

私自身も鍋が好きで、夏だろうとよく食べ放題のお店に行ったりするのですがやっぱりつい食べ過ぎてしまいます。「90分コース」とか時間制限もついてると余計にたくさん食べないともったいない!って思っちゃうんですよね。

 

 

そして食べ過ぎた次の日には、もう何も食べたくないくらいの気分になりますね。ダイエットという意味もあるのでしょうが、食べ過ぎた次の日にはそれをリセットして帳尻合わせをするために断食する、という人もいます。とはいえ、健康のために「一日三食が良い」と小学生の頃から教わってきた私たちですから、それはそれで健康に良くないだろうか?というジレンマにも悩まされます。

 

食べ過ぎた翌日にはリセットのために断食するのが正しいのか?それとも無理をしてでも一日三食を守り通すべきなのか?それについてお伝えしたいと思います。

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そもそも、食べ過ぎは何がいけない?

 

食べ過ぎることによる弊害として真っ先に思いつくのが、食べ過ぎによって太るということですね。しかし、人間の体というのは、冬眠して長期間食事にありつけない熊などと違って、元々食い溜めをする体質にはなっていません。

 

熊

 

それは、私たちがダイエットの敵として忌み嫌う脂肪ですら例外ではありません。脂肪は一日に貯蓄できる量が決まっており、せいぜい100gが限界です。そのため、飲み会などで一日だけお肉を食べ過ぎた!というような場合でもそれが体に蓄えられる脂肪に変わる量というのはごくわずかです。

 

食べ過ぎた翌日は、食べたものがまだ排泄されずに体の中に残っているので体重計の数値だけを見ればものすごく太って見えます。しかしその多くは水分なので、その数値に一喜一憂することは全く意味が無いですからね。

 

一日だけドカ食いをしたからといってすぐに太るということはありませんが、逆に「ちょっとだけカロリーオーバー」という食生活を毎日続けることで、太ることが出来るのです。太るためにも毎日の積み重ねが必要ということですね。

 

例外は炭水化物、いわゆる糖質です。

スイーツ

炭水化物はタンパク質、脂肪と並んで3大栄養素と言われており、ブドウ糖が脳のエネルギー源になるから頭を効率的に働かせるためにも必要だ、と謳われておりますね。それは間違ってはいないのですが、この糖質というやつは厄介で、余った分を際限なく脂肪に変えてしまいます。

 

それは私たちが脂肪を蓄えるメカニズムというものを考えると見えてきます。糖質を摂り過ぎると、血液中のブドウ糖の濃度が上がります。この際に余分なブドウ糖を取り除くためにインスリンという物質が分泌されます。糖尿病の治療などにも使われているあのインスリンですね。これによって、ブドウ糖はまず肝臓や筋肉に蓄えられるのですが、その許容量はすぐに満タンになってしまい、それを超えたものは全て脂肪として蓄えてしまうのです。

 

脂肪自体を取り過ぎても全部は脂肪にはならないのに、糖質を摂り過ぎるとほとんどが脂肪になってしまうというわけなんですね。この辺りは糖質制限ダイエットの根拠にもなっている理屈です。

 

そもそも、人間の体にはアミノ酸や脂肪は絶対に必要なものですが、糖質は必須というわけではありません。「脳の唯一のエネルギー源」と言われてはいるものの、実は脳は糖質以外にも脂肪から作られるケトン体をエネルギー源とすることもできますからね。

 

多くの場合、食べ放題による食べ過ぎというとお肉の食べ放題などが多いと思います。とはいえ、それにつられて「ご飯の食べ放題」もあったとするならば危険ですね。

 

ダイエットの観点から言えば、炭水化物の食べ過ぎでなければそれほど気にする必要はありません。しかし食べ過ぎによる弊害というのはそれ以外にも当然、あります。それは消化の限界量を超えてしまって、食べ物が腐敗して毒素を放出したり、消化のために体の中の酵素を酷使して体が疲れやすくなったり、といったところです。これらも習慣化していない限りはそれほど気にすることもないですが、決して体に良いものではありませんので食べ過ぎはなるべくしないようにしましょう。

 

食べ過ぎた次の日はリセットのために断食か規則正しく三食か?

 

さて、食べ過ぎた次の日の対策として誰しもがまず思いつくものは「断食してリセット」というものです。しかし、健康のためには一日三食を食べないと、と小さい頃から教えられていますよね。

 

ですが、人間は一日三食の生き物として出来ていません。日本人の例で言うならば、早朝に起きてからまず畑で一仕事をしてから休憩のついでに朝食を取り、その後再び夕方まで畑仕事、それを終えたら帰宅して夕食というライフスタイルを取ってきました。それは、我々日本人が農耕民族たる証でもあるのです。一日三食という慣習が始まったのはせいぜい江戸時代くらいからで、一般人に広まったのは明治時代から、という歴史の浅い慣習です。

 

そもそも、一日二食すらも文化というものが形成された時代からの気取った理屈で、狩猟で食事をとっていた原始時代に、そのように規則的に食事を取ることなど不可能でした。ここまで一日三食が広まったのは、かの有名な発明家トーマス・エジソンが自身が作ったトースターを売るために広めたものだと言われております。

エジソン

 

朝食にパンを食べるという習慣が根付いてくれればトースターが売れますからね。

この話の詳細は、一日三食の習慣の歴史というものを別記事にて紹介しています。

 

つまり、「健康のために一日三食」にこだわることが無意味だということがわかると思います。なので、食べ過ぎた次の日は無理して一日三食を守る必要はありません。かと言って、無理して断食というのも極端なのでおすすめはしません。それは前述のように、人間の体は炭水化物以外のものを食い溜めするようにはできていないので、食べ過ぎた翌日であってもお腹がすくことはあります。

 

食べ過ぎた次の日になってもお腹がすかないというならば、断食するというのもありです。要は、体の声に耳を傾けることが一番重要なのです。食べることが必要か否かは、自分の体が一番よく知っています。

 

例えば風邪を引いた時を考えてみましょう。風邪を引くとあまり食事をしたくなくなりますね。これを早く治すために、と前述の「一日三食信仰」もあって無理して食べようとする人もいると思います。しかし、食べる事はその消化にエネルギーを割くということでもあります。

 

人間には病気などを修復するために働く代謝酵素と食べ物を消化するために働く消化酵素がありますが、食事をするとこの消化酵素の方を作ることを優先し、代謝酵素の作成が疎かになってしまいます。そのため、無理に食べると逆に病気の治癒が遅れてしまうことがあるのです。

 

これは、仕事が他にあるのにクレーマーの電話対応に割かれて仕事が進まないというのをイメージしてもらうとわかりやすいのではないでしょうか。

クレーム

 

 

無理に食べるということはクレーマーの苦情の電話と同じです。

 

しかもこの体調が悪い時は無理して食べないという行為は、犬や猫でさえ本能的に行っていることです。それなのに、食べたくないという体のサインがあるにもかかわらず「一日三食を守るため」に無理やり食べるというのは全く意味のない行為と言えるでしょう。

 

お腹がすいたなら食べる、そうでないなら食べない。一見動物のようなこのスタイルが最も自然な行為だと思います。

 

その上で、もしリセットをするためには何を食べたら良いかを考えると果物を取ると良いでしょう。

果物

 

果物というのは、それ自体が酵素を持つ食べ物なので、体の消化酵素を節約できるという代物なのです。

 

何も食べたくないという時でも、果物ってあのみずみずしさもあってサラッと食べることが出来ますよね。それは、消化に酵素を使わなくてもいいというのを体が本能的に知っているのです。

 

そして、糖質という観点から見ても果物はとても良いものです。それは、白砂糖などは摂取すると大量のインスリンを使う必要がありますが、果物に含まれる果糖は吸収がゆっくりでインスリンも必要としないのです。さらに、ビタミン、ミネラル、食物繊維、ファイトケミカル、抗酸化物質など体にいいものがたっぷり含まれています。

 

よく食後に食べられることが多い果物ですが、実は胃の中が空になってから食べたほうが良い食べ物でもあります。食べ過ぎた次の日に食べるものとしてはぴったりではないでしょうか。



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