夏に野外に出ると、蚊やブヨなどの虫による虫刺されが増えていきますね。

 

虫刺されというとこのように野外でのものが真っ先に連想されますが、虫刺されの危険は屋内にも潜んでいます。それはダニです。

だに

ダニって、何となく一年中いるようなイメージがありますが、ダニは5月の梅雨に入り始めた時期に増え始め、夏にピークを迎えるのです。

 

虫刺されならぬ「ダニ刺され」も増える夏。屋外だけでなく屋内の虫にも刺されないように細心の注意が必要になります。

 

 

単なる虫刺されであれば、屋外で刺されたことが原因ですからその場をしのげばとりあえず脅威は過ぎ去ります。しかし、ダニ刺されは自分の生活環境が原因になるわけで、症状が出てから対処をしても結局元の原因を断たなければ根本的な解決にはなりません。

 

 

ダニ刺されと普通の虫刺されは症状などがどのように違うのかがわかれば、その原因を取り除くことも出来ますよね。

 

 

こちらでは、ダニ刺されと普通の虫刺されの症状にはどのような違いがあるのかを説明していきたいと思います。

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ダニ刺されの見分け方

①刺された部位

ダニ刺されかどうかの最大の違いは、「刺された部位」で推測することが出来ます。

 

というのも、ダニは蚊よりもだいぶ小さく、その殆どの種類が体調1mm以下となります(マダニを除く)。蚊は目視でも確認できるくらいの大きさですから人間の懐に入り込むことはほとんどなく露出している部分の肌を狙って吸血するのに対して、ダニはその体の小ささを活かして、人間が眠っている隙を見計らって服の下に堂々と潜り込むことができます。また、ダニは意外とグルメな虫で脇~腕の内側やお腹~股などの柔らかい部分を好みます。こういった部位は通常、衣服に包まれていることがほとんどで蚊に刺されることはめったに無いですよね。

ダニ うのたろう ※出典 photo by うのたろう

ただ、これはダニが肌が露出していない部分にも入り込むことが出来るから来る違いなだけで、必ずしも露出している部分がダニ刺されうをしない、というわけではありません。特に幼児の場合は大人よりも肌が柔らかく、腫れやすいです。その場合、耳の裏などもダニの餌食になることがあります。

 

②痒みが長引くかどうか

また、痒みが長引くかどうかもダニ刺されかどうかの判断材料になります。蚊にさされると、短時間でアレルギー反応が出てすぐに痒くなりますが、その分痒みが引くのも早く数時間でおさまります。しかし、ダニ刺されの場合は刺されてもすぐにアレルギー反応が出るわけではなく、痒みが出てくるのは遅いのですがその分痒みが1週間ほど長引きます。これはダニに刺されたことの症状そのものの違いもありますが、ダニがベッドやソファーなど毎日接触する場所に潜んでいることからくる症状の慢性化もあるでしょうね。

③痒みの強さ

これは人によって感じ方が様々なので何ともいえませんが、ダニに刺されると蚊に刺された時の痒みよりもだいぶ痒いです。その痒さたるや掻きむしりたくなるほどのレベルと言われています。

掻く

 

蚊に刺されても、痒いことはありますが掻きむしりたくなるほどの強い痒みを感じることはあまりないですから、それくらい強い痒みを感じたらダニ刺されの可能性が高いです。

 

 

ダニが繁殖しやすい環境とは

症状でダニ刺されかそうでないかの違いを見極めることは出来ますが、出来ることならば「刺される前に」対処しておきたいものですよね。そのためにはダニが居る場所を作らないことが重要ですが、逆にダニが繁殖しやすい環境というのはどういったものなのでしょうか?

 

まず大前提として、ダニが全くいない家というのはありません。例え毎日布団のシーツを洗っていようが、毎日布団を干していようがダニがなくなることはありません。昔からダニは人間と共存してきたので、ここは割りきるというか諦めるしかないでしょう。普通の数のダニならば何の問題もありませんが、こいつが大繁殖するとまずいのです。

①高温多湿な場所

 

ダニが大繁殖する環境というのはまず、湿気が60%以上の場所です。そして温度が20度~30度の場所を好むので、日本の梅雨~夏にかけての高温多湿な環境はダニにとって最も都合が良いのです。中でも湿度というのはダニにとって最も重要です。

窓ガラス

 

低温でもダニは繁殖はしないものの生き延びることは出来ます。そのため冬でも完全に死滅することはないのですが、湿度が低い環境では生きられず死んでしまいます。逆に言うと、冬でも湿度の高くなるふとんやソファーなどに潜り込んで生き延びることは可能というわけですね。なので、換気をこまめにしたり、室内に洗濯物を干すのを避けたりして湿度を低くすることを心がけるとよいでしょう。

 

 

②ダニの餌が多い場所

次に、フケ・垢・食べカス・カビなどのダニの餌がたくさんあるところでもダニは繁殖しやすくなります。人間が生活をしている限りフケや垢が出るのは避けられませんし、食事を全て外食で済ませでもしないかぎりは食べカスは出てしまうものです。これらをゼロにすることは不可能ですから、結局のところこまめに掃除をして清潔を心がけるしかないでしょう。カビの繁殖というのも湿気の多いところです。湿気もダニが増える原因ですから、そこはカビでもダニでも共通のことですね。

 

③隙間が多く潜り込める場所

そして布団・マットレス・じゅうたん・ラグ・畳・ぬいぐるみなどの隙間がある場所もダニにとって住みやすい環境です。

布団

 

結局はこういうところは外気に晒されないので湿気を保ちやすく、またゴミもたまりやすいので前述のようなダニが増えやすい環境になりやすいということなのですが、やはりこまめに洗濯をしたり掃除をしたりという事が必要になってきます。

 

 

ダニに刺されやすい人は?

ダニに刺されやすい人というのは、決して不潔な人というわけではありません。というのも、前述のようにダニは柔らかい部分のお肉を好みます。また多湿な部分を好むことも述べました。つまり、全身がもっちりしっとり、水分たっぷりのすべすべお肌の人はダニにとって最高の餌なのです。こればかりは宿命と思って諦めるしかないかもしれません。。。ダニに刺されない体を作ることよりもダニが繁殖しない環境を作る方に注力したほうが良いでしょう。とはいえ、汗をかいたまま寝てしまう寝てしまうことなどもダニを呼び寄せる行為になるので、そういったダニに刺されないようにするための最低限の備えは当然ですが必要になります。



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