大阪市東住吉区の市立小学校の男性教諭が
小学五年生の男子児童に対して
壁に押し付けるなどの体罰を加えて

「これで先生がクビになったら一生許さへんからな」

と暴言を浴びせ、戒告処分となったというニュースが
ありました。

 

 

体罰自体、許されるものではないですが、
自らの信念を伝えるために行使するというならば
まだ救いようがあります。

 

ただこの戒告処分の男性教諭は
自身を盾にするかのような脅し文句を
小学校五年生の男子に浴びせるという
教育とは言えない律し方をしていますね。

 

 

戒告処分とは、公務員に課される4種類の懲戒処分のうちの
一つであって、最も軽い処分にあたります。

 

これはわかりやすく言うと「厳重注意」といった感じですね。

 

さらに重い懲戒処分には、減給・停職・免職というものがあります。

 

減給はその名の通り、給料を減らされ、停職は一定期間
職務に従事できなくなり、免職はクビです。

 

最も軽い戒告処分とは、直接的に何か
罰せられるというわけではなく、書類上に履歴が残り
その後の昇進や昇給などに影響してきます。

 

まあ、幸い男子児童は嘔吐したものの体の異常がない
ということなのでクビにはならずに済んだのでしょう。

 

もしクビにしていたとしても

「一生許さへん」という言葉を額面通り受け取ってしまって
心に傷を負っていたかもしれませんね。

 

ところで、気になったのがこの男子児童が帰宅後に
嘔吐し、病院で検査を受けたものの何も異常がなかった
というところです。

 

実は、子供はこういった
「体に異常があるわけではないのに嘔吐する」
心因性嘔吐というのをよく引き起こします。

 

嘔吐の直接的な原因が見当たらないのに嘔吐してしまう
心因性嘔吐は、つまり「ストレス」が原因であります。

 

精神的にまだ未熟な子供なので、ストレスとうまく
付き合えずにこういった心因性嘔吐を引き起こしやすいのでしょう。

 

また、これくらいの子供だと客観的に自分を見るということが
できないので、自身のストレスを自覚していないということも
あるでしょう。

 

心因性の嘔吐が厄介なのは、精神的なストレスが引き金と
なるため、一度嘔吐してしまうと、精神的緊張を伴う似たような場面に
遭遇した時に再び嘔吐してしまう可能性があるということです。

 

 

幸いにも、こういった心因性の嘔吐は
子供が成長するにつれて徐々に改善されていくものなので
そこは安心です。

 

こういった心因性の嘔吐が見られる子供へは
「ストレスを取り除いてあげるような」接し方が
必要になってくるでしょう。

 

この辺りは、子供への躾とのバランスが難しいところですね。

 

このニュースを見る限り、男性教諭が注意しても
言うことを聞かなかったとありますから、家庭内での躾も
うまく行き届いていなかったのではないかと思われます。

 

もしかしたら家庭ではこの男子児童が心因性の嘔吐を
定期的に引き起こしていて、強く叱りつけるようなことを
避けていたのかもしれません。

 

まあ、叱られてストレスを感じるくらいなら
最初から先生の言うことを聞けばいいんですけどね。。。



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