みなさんは「四月病」という言葉は知っていますか?

 

五月病ではありません。四月病です。

 

五月病は新社会人や新入生などが
新しい環境に適応できずに精神的に疲れてしまって
うつ病に似た症状が出るというものです。

 

実はこの五月病を引き起こしてしまう前段階として
現れるのが四月病なのです。

 

一体四月病とはどういうものなのでしょうか?
具体的な症状を挙げていきましょう。

 

四月病の症状とは

 

まず、四月病というのは正式な病気ではなく
(五月病もですが)
あくまで概念的なものになります。

 

具体的な症状は以下のとおり。

 

①友達を作ろうとしすぎる
②講義を履修しすぎる/仕事をやりすぎる
③本を買いすぎる
④趣味・習い事を始めすぎる

 

 

これらはすべて、「はりきりすぎる」ことから
引き起こされ、精神的に疲れてしまいます。

 

環境が変わって心機一転、自分が何でもできるような
錯覚を起こしてしまうんですよね。

 

あるいは、それまでパッとしなかった自分を
今度こそ変えてやろう、と自分の能力以上のことを
身の程をわきまえずにしてしまうんですね。

 

環境ががらっと変わっても、「自分」はすぐに
変わるというわけではありません。

 

それまでに積み重ねてきたものが
試されるというだけです。

 

①友達を作ろうとしすぎる

友達を無理に作る必要はありません。

 

同期での集まり、研修での集まりなどいろいろあって
張り切りすぎていろいろな会合に顔を出しては
いろんな人と友だちになろうといい顔をします。

 

そして、「自分は友だちが多いんだ」と
自分に言い聞かせるように、SNSなどに
そういった飲み会での写真をアップロードし続けます。
疲れますよね。

 

結局は友達というのは気が合えば自然にできるもの
ですし、そういう会合で無理に知り合いを作っても
ほとんど連絡を取らない連絡先が無駄に増えるだけです。

 

「友達は多くないといけない」
「同期とは仲良くしないといけない」

 

という、同調圧力を振り払えば
驚くほど気楽に過ごすことが出来るでしょう。

 

②講義を履修しすぎる/仕事をやり過ぎる

 

つい、「あの講義は社会人になってからも役立ちそうだな」
とか「この研修は今後社会人として働く上で役に立つだろう」と
特に根拠もなく考えて積極的になってしまったりします。

 

ですが、大学での講義が社会に出て役に立つことなんて
ほとんどない、ということは社会に出た方ならご存知のはずです。

 

そもそも、会社が新卒社員の採用時に期待しているのは
「ポテンシャルがあるかどうか」です。
つまり、今ある能力ではなく
「0から教えてリターンがあるか」で見ています。

 

大学名や所属学部などはそのポテンシャルを図るための
一つの指標でしかありませんので、
「社会人になってから役立つかどうか」を新入生の時から
考えるのは無駄です。やめましょう。

 

それよりも、素直に自分が興味のある学問に
興じるほうが懸命です。

 

会社の研修にも似たことが言えますね。
会社の研修の場合は
「とりあえず形だけやらせて体面を保つ」
という思惑も有ります。

 

マナー講師に正しいお辞儀の仕方を習って
一生役に立つ人が一体どれほどいるのでしょうか?
私が思うにせいぜいホテルマンくらいです。

 

あれもこれもと「今後役に立つから」と仕事を引き受けまくる
のも、いずれ自分のキャパシティーを超えてパンクしてしまう
のでやめておきましょう。

 

③本を買いすぎる

4月に書店にいくと

「新入生必見!」とか「新社会人必見!」など
ピンポイントの煽り文句を使って本を買わせようと
してきます。

 

内容としては

「学生時代にやっておくべき20のこと」
「20代のうちにやっておくべきこと」
「人脈は新人のうちに作っておけ!」

 

などでしょうか。

 

まあ、中には役に立つ物もあるかもしれませんが
書店の言うとおりにすると、一体何百冊もの本を
買うことになるのでしょうか。

 

会社の飲み会には必ず行かないといけない
新聞を読まないといけない
英語を習わなきゃいけない
ひとり暮らしをしなきゃいけない
趣味も2つ以上見つけないといけない・・・

 

さて、やらなければいけないことはあといくつでしょうか?

 

④趣味・習い事を始めすぎる

 

社会人になると初めてお金がまともに入ってくる
という財布事情もあるでしょうが、習い事をしようとする
人も多いですね。

 

純粋にそれをやりたい、という動機ならいいですが
その裏には別の思惑がある方もいるでしょう。

 

・結婚相手を見つけたい・モテたいという不純な動機
・「無趣味な人間だとダメだから」というよくわからない理由

 

趣味くらい、自分が好きなことをしたほうが
気持ちも休まりますし、好きでないと長続きは
しません。

 

趣味に優劣はありません。
アウトドア・インドア様々な趣味があっていいんです。

 

テニスは健康、アニメやゲームは暗いなんて
誰が決めたんでしょうか。
好きなものは人それぞれなんですから
好きなことをやればいいし、無趣味なら無趣味で
別にいいんです。

 

好きでもない趣味を無理にしてあわなくて疲れる
なんて愚の骨頂ですよ。

 

今一度、それは本当に自分がやりたいことなのか
見つめなおしてみましょう。

 

 

最後に

以上が、4月病の具体的な症状になります。

 

4月に張り切り過ぎると、そのギャップに自分自身が
ついていけず精神的に疲れてしまい、今度は
5月病へと移行してしまうことも有ります。

 

総じて言えるのは、「過度に期待しない」を
心構えることが4月病への対策ということです。

 

先程も申したとおり、環境が変わっても
「自分」はすぐには変わりません。

 

それまでに歩んできたものが積み重なって
今の自分があるのですから。

 

それまでに自分がしてきたことを冷静に振り返って
身の程をわきまえた行動をしていけば
4月病のギャップに悩むこともなくなるでしょう。

 

現時点で自分に何か足りないものがあるとすれば
それを改善すべく、地道に努力していきましょう。



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